報われようと報われまいと

30代でも男子でいたい

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期待値が上がることへの苦しみ

勉強ができる人・スポーツができる人・仕事ができる人

 

とにかく自分たちよりも何かがよくできる人とというのは周りから期待されることが多い。そして、できる人たちはその期待に応えていく。期待を上回ったその先に感動が生まれるのだ。

例えばイチローだ。42才にしていまだに現役を続けており、今季は日米通算で安打数の世界記録を打ち立てた。あれだけすごい選手は他にいるだろうか?

ワールドベースボールクラシックの決勝でイチローが決勝タイムリーを打った瞬間、多くの人はやっぱりイチローがやってくれたと思った。今回の記録の樹立もそうだろう。イチローならやってくれると思っていた。我々が期待していたことを当たり前のように上回ってくれたのだ。

しかし、もし期待を上回ってくれていなかったらどうだったのだろう。

イチローは今季は世界記録を樹立したのだから大活躍したと考えても良いかもしれない。しかし全盛期の活躍に比べてしまうと数値的にはだいぶ劣るのだ。もちろん年齢だけでなくチーム事情などの要因もあるが、そうだとしてもだ。記録の話題がなければたいした成績を残していないと思われても仕方がないような状態だ。

それも今までの記録や活躍があってこその期待があるから、期待値に届かないことへの落胆が大きいのだ。

 

あまりに勝手に期待値を上げておきながら、それができないとなると落胆するというのもおかしな話だ。

例えば、おいしいご飯屋さんが家の近くにできたとする。それはもう今までの食事はなんだったのだろうと思ってしまうようなおいしさだ。そうなれば、そのお店に毎日通うようになる。

しかしいつの間にか、そこでの食事もそこまでおいしくないと感じてくるのだ。同じことを繰りかえしていれば、期待値は上がり続けてしまう。その期待値を超え続けるというのはとても大変なことだ。

 

これを解消するにはどうしたら良いのか。もちろん、期待値を上回り続けるのが最良ではある。そうもいってられないから困っているのだ。

一つの答えは、期待値の方向性を変えるのだ。

イチローへの期待値は、シーズン中の全て試合での活躍の期待から、記録への期待あるいは試合を決定する場面での期待へと変わっていった。

食事だってそうだ。ただ単においしいものへの期待から、新しい食材や調理法などへの期待へシフトしていけば良い。

 

常に同じことをやり続けて期待を上回るのは難しい。しかしちょっとしたやり方を変えて期待をうわまわっていけばさらなる期待への進んでいくだろう。